分院展開で気をつけるべきポイント

医療法人を経営していると、個人事業として医院を開設している場合と違い、分院を展開することができます。分院は、現在の医院・診療所以外の場所に、医院・診療所を開設することです。分院を開設することで、事業規模を大きくすることができます。今回は、開するときに気をつけるべきポイントを解説します。

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1. 分院の管理者と本院の医師の関係
分院を開設するには、管理者をおかなければなりません。この管理者は、医師(歯科の場合は歯科医師)であり、かつ理事であることが必要になります。
 医師であり理事である管理者をおくとなると、信頼関係のある人物を選ばなければなりません。本院の医師との関係によっては、分院の医師のモチベーションが下がってしまい、分院を閉鎖せざるをえなくなるケースも見られます。分院を開設するときには、分院の管理者と本院の医師との関係を常に良好に保つ工夫が必要になります。

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2. 本院と分院の組織文化を共通化する
 せっかく分院を開設しても、本院と治療方針や患者との対応が異なってしまっては、本院と分院が異なったものとなり、分院が独立してしまう可能性もあります。分院は、あくまで本院の組織文化を受け継いで、本院の事業規模を拡大するために開設されるものですから、本院との共通性を持たせる工夫が必要です。
 本院と分院の組織文化を共通化させるには、共同で行うミーティング、スタッフ同士の交流、マニュアルを共通化する等の方法があげられます。

3. 分院の存在による相乗効果をはかる
 分院を開設して成功したケースでは、本院のほかに分院があることで、両者の相乗効果が期待できる場合です。単なる診療地域の拡大を目指すのではなく、分院を開設することで在宅医療サービスを行う、予防医療対策に特化した診療所を開設する等、本院と分院の役割を分けて違う医療機能を持たせるとよいでしょう。
 本院と分院の医療機能が異なることで、両者の位置づけが対等となり、両者がより発展してくきっかけになります。

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