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医療法人での相続のための生命保険の活用方法

持分のある医療法人の場合、理事長の持っている出資持分は相続のときに相続財産となるので、相続税がかかります。財産が多いと相続税も多額になってしまうので、少しでも節税したいと考えて生命保険を活用しようと検討されている方も多いのではないでしょうか。今回は、医療法人での相続対策として、生命保険を活用するときに注意すべき点について解説します。

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1.医療法人の相続対策として生命保険を活用するメリット
既に設立されている出資持分のある医療法人で、配当をすることができないことから出資持分が多額になることが多くなっています。そこで、医療法人で相続対策が必要になってきますが、節税のために生命保険を活用することができます。生命保険を利用することで、保険料を法人の損金とすることができ、法人から個人に資産をうつすことにつながります。法人から個人にうつった資産も相続財産として相続税はかかりますが、被相続人が死亡して相続が発生すると、死亡保険金には非課税枠があるので非課税枠の分だけ、相続税を節税することができます。

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2.医療法人の相続対策として生命保険を活用するときの注意点
医療法人でも持分なしの医療法人が原則とされたこと、配当金の支払いが認められないことが法律で決められているのは、医療法人の経営安定化のためです。良識の範囲を超えた生命保険を活用した節税対策は、医療法人の理念と反し、配当金や役員賞与とみなされてしまうことがありますので、注意が必要です。
相続対策のために保険契約をするときには、保険会社の担当者の商品説明をよく理解し、専門家である税理士にアドバイスを受けることをおすすめします。

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